単行本より場所を取らずにいつでもどこでも楽しめるなど魅力がいっぱいの電子書籍。
中には電子書籍をもっと大きい画面で楽しむために、電子書籍端末かタブレットのどちらを購入すべきか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
この記事では電子書籍リーダー(電子書籍端末)とタブレットの選び方をご紹介します。
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目次
電子書籍端末(リーダー)とタブレットの違い
電子書籍端末はその名の通り電子書籍で漫画や小説を読むことだけに特化した端末のこと、基本的にそれ以外の目的では使えません。
一方、タブレットはスマホのように電子書籍を読む以外にもメールをしたり、インターネットをしたり、いろんなアプリを入れたりとスマホに近い機能を持っています。
アマゾンの電子書籍端末「Kindle」が電子書籍サービスのアマゾンKindleストアにしか対応していないように、電子書籍リーダーは基本的に使用できるのが一つのサービスに限られています。
一方、タブレットはスマホのようにアプリをダウンロードできるので、複数の電子書籍サービスを利用することができ、読むジャンルによって電子書籍のサービスを分けるといった使い方もできます。
※電子書籍サービスによってはタブレットがアプリに対応しておらず、ブラウザのみで読めるサービスもあります。
電子書籍を読むということだけで比較すると、最も大きな違いはカラーで読めるか読めないかになるでしょう。
- 電子書籍リーダー/白黒のみ
- タブレット/カラーも読める
選び方としては、カラーの漫画も読みたかったり、ファッション雑誌なども読みたかったりと、カラーの本も楽しみたい場合はタブレットを選択することになります。
白黒の漫画や小説しか読まない方は自分の登録している電子書籍サービスに対応した電子書籍端末を選択しましょう。
電子書籍端末のメリット
電子書籍専門の端末の特に大きなメリットは以下の3つ。
- 目に優しい
- 電池持ちがいい
- 安い
それぞれご紹介していきたいと思います。
目に優しい
KindleやKoboのような電子書籍リーダーは目に悪影響を与えると言われるブルーライトがゼロ。
読書のための専用端末 – E Ink(イーインク)ディスプレイを採用しているので、液晶の端末に比べて目に優しく、紙のように読みやすいんです。
電池持ちがいい
読書なのに4、5時間でバッテリーが空になってしまうのは嫌ですよね?
KindleやKoboのような電子余積端末は長時間バッテリーを内蔵しているので、一度の充電で数週間も利用できちゃうんです。
Amazonから出ているタブレットFire HD 8のバッテリーが最大10時間であることを考えると、どれだけ長く読み続けられるかがわかっていただけると思います。
安い
そして何より、タブレットと比べてお値段が安いのも魅力といえます。
iPadを購入しようと思うと最安で4万円くらいしちゃいますが、Kindleの電子書籍リーダーなら8,980円から購入が可能。
読書に特化した機能では電子書籍端末に軍配
この他にも防水機能が付いているモデルがたくさん発売していたり、タブレットと比較して重量が軽いので持ち運びしやすいといったメリットもあります。
いつでもどこでも読書を楽しむという読書に特化した機能だけに絞れば電子書籍端末に軍配が上がるでしょう。
タブレットのメリット
一方、電子書籍をタブレットで読む上での特に大きなメリットは以下の3つ
- カラーで読める
- 複数の電子書籍サービスを利用できる
- 画面が大きい
カラーで読める
「電子書籍端末とタブレットの違い」でもご説明した通り、電子書籍を読む上でタブレットの最も優れているところはカラーの漫画や雑誌も読めるところです。
そのためカラーの本も読みたいという方は迷わずタブレットを選択しましょう。
複数の電子書籍サービスを利用できる
こちらも「電子書籍端末とタブレットの違い」で解説しましたが、専用のサービスでしか使えない電子書籍端末とは異なり、タブレットはアプリをダウンロードすれば複数の電子書籍サービスを利用することも出来ます。
例えば、小説はKindleストアで購入して読んで、漫画はebookjapanで読むといったようなサービスの使い分けが出来るところがタブレットのもう一つの強みと言えるでしょう。
※お使いの電子書籍サービスのアプリがタブレットに対応しているか確認しておきましょう。
画面が大きい
kindleやkoboの画面が7インチや8インチなのに対してiPadなどのタブレットは10インチと電子書籍専用端末より大きいラインナップが多いです。
「電子書籍端末は少し画面が小さすぎる」と思う方はタブレットを選択するのもありでしょう。
万能性ではタブレットに軍配
電子書籍を読むことだけに特化していないので、バッテリーの持ち時間や目への優しさという点では電子書籍端末には劣りますが、カラーの漫画や雑誌も読めたり、アプリをダウンロードすることでいろんなサービスを使い分けられる万能性ではタブレットに軍配が上がります。
電子書籍端末&タブレットの選び方
それぞれの違いとメリットを理解していただいたところで、お次は「電子書籍端末」と「タブレット」のどちらを選択すれば良のか?その選び方を解説したいと思います。
使用している電子書籍サービスから選ぶ
「電子書籍端末とタブレットの違い」でも述べた通り、電子書籍端末のデメリット、それはそれぞれの電子書籍端末によって使用できる電子書籍のサービスが限られているということです。
例えば、電子書籍リーダーといえばKindleを思い浮かべる人が多いかと思いますが、Kindleはアマゾンストアで購入した書籍を読むための端末なので他の電子書籍サービスを利用することができません。
そのため、電子書籍リーダーを選ぶ際には、自分が電子書籍を購入しているサイトがその端末に対応しているかを確認しましょう。
例を挙げると、ebookjapanで電子書籍を購入している人が、Kindleを購入しても使えませんから、その場合の対応端末はiPadなどの対応しているタブレットを選択することになります。
オススメの電子書籍端末&タブレットをご紹介
ということでオススメする電子書籍端末とタブレットをご紹介したいと思います。
Amazon Kindle Paperwhite
アマゾンで購入した電子書籍を読むならKindleで決まり!
Kindleでダントツに売れているのがこちらのPaperwhiteです。
予算に余裕があるのであれば、もう一つ上のモデルであるOASISでも良いですが、漫画や小説を読むならこちらで十分。
薄型、軽量でストレスなく持ち運んで好きな場所で読書が楽しめます。
防水機能がついているのでお風呂で読んでも壊れませんよ。
8GB・32GBの2タイプから選択可能、とにかくたくさん読む人は32GBがオススメです。
ちなみにKindleで購入した本をカラーで楽しみたい場合はFire HDタブレットがオススメです。
kobo libra
楽天をブックスを利用しているのならkoboで決まり!
Libra H2Oは、上位モデルのFormaのカタチを7インチの画面で実現、横向き表示にするランドスケープモードを搭載しているので、見開きページも単行本のように楽しめます。
予算に余裕があるならFormaでも良いでしょうが基本的にこのLibraを購入すれば十分満足できる読書ができるはずです。
koboシリーズお馴染みの防水機能も搭載、場所を問わず読書を楽しむことができますよ!
iPad
Kindleやkoboではぞれぞれ専用のアプリでしか購入することができませんが、タブレットであるiPadであればアプリを入れればどの電子書籍サービスからでも購入することができます。(kindleやkoboも含みます)
ジャンルに合わせて購入する電子書籍のサービスを変えるといった、いいとこ取りの使い方も出来るわけです。
お値段はその分kindleやkoboよりは高くなってしまいますが、出来ることが格段に増えるためその価値はあるでしょう。
また、白黒ではなくカラーの漫画や雑誌も読みたい人はiPadのようなタブレットで決まりでしょう。
iPad一つで電子書籍以外にも色々こなしたいライトユーザーにオススメです。
ラップトップのように使用したり、写真閲覧などを重要視していない場合は10.2インチで電子書籍が楽しめ、お値段もお手頃なこのモデルで十分でしょう。
金銭的な余裕があったり、電子書籍以外の機能にもこだわりたい人はさらに高性能なiPad AirやiPad Pro
使用サービスと目的に合わせて選ぼう!
いろいろと長ったらしく書いてしまいましたが、KindleストアならKindle、楽天で電子書籍を購入する人はkoboがオススメという話です。
ebookjapanなど電子書籍リーダーに対応していないサービスはアプリがダウンロードできるタブレットを選択するなど、お使いの電子書籍サービスに対応している端末を選ぶようにしましょう。
”カラーの本が読みたい”、”サービスを使い分けたい”など、目的がある場合は専用端末があってもタブレットを選ぶ選択肢もありでしょう。
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